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2013年7月2日

ICT技術者の給与増、今年8.9%の見通し 他国より低水準、国外流出の懸念

〈クアラルンプール〉
マレーシア・コンピューター産業協会(PIKOM)は、情報通信技術(ICT)技術者の平均給与額が今年8.9%増の7,387リンギ(約22万6,300円)に達すると予想している。2012年の平均給与は6,782リンギ(約20万7,800円)だった。同調査はPIKOMがKPMG、ジョブストリート・ドットコムと共同で実施した。

2012年の大卒の初任給は平均2,238リンギ(約6万8,600)で、前年度を4.7%上回った。勤務年数1~4年の平均は3,206リンギ(約9万8,200円)で、前年比1.7%増、経験5年以上は9.6%増の5,521リンギ(約16万9,200円)だった。中間管理職は14.1%増の8,946リンギ(約27万4,100円)、上級管理職は9.9%増の1万3,374リンギ(約40万9,700円)だった。

国内でも賃金水準に地域差があり、首都圏クランバレーは最も低水準の地域に比べ1.75倍だった。

■他国より低水準、国外流出の懸念■
PIKOMはマレーシアのICT技術者賃金水準が各国に比べて割安であるため、技術者の流出を招く恐れがあると警告している。

マレーシアの賃金水準を1とした場合、豪州や米国はアトラス方式で調整するとそれぞれ3.76倍、3.24倍以上となり、購買力平価(PPP)による調整を加えるとそれぞれ1.9倍、2.08倍になる。タイやベトナムもPPP調整値はマレーシアより高く、それぞれ1.36倍、1.87倍となっている。

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