シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP11月の小売業販売額、前月以下に

経済

2012年1月17日

11月の小売業販売額、前月以下に

統計局は1月13日、昨年11月の小売業の販売額は前月を0.6%下回ったと発表した。消費者心理の悪化を示唆するものと受け止められている。
最も減少したのがレクリエーション関連商品で5.9%減。自動車販売は2.5%減(前月は13.5%増)だった。衣類・履物は4%、医療品・トイレタリーは3.8%、それぞれ減少した。
増加したのは通信機器・コンピューターで10.7%。アップルのアイフォーン(iPhone)4Sなどの発売が貢献した。光学商品(めがねなど)・書籍が9.3%増加した。
デパートとスーパーマーケットの売り上げはそれぞれ、2.7%、1.1%減少した。全体では、自動車を除く販売額は前月と同じだった。
CIMBのエコノミスト、ソン・センウン氏は比較対象の10月が、中国の祝日(建国記念日)の関係で同国の旅行者が多く、売り上げに貢献したことを考慮する必要性を指摘した。実際、前年同月比では11月の販売額は6.4%増加した。
先行きについて英系バークレイズ・キャピタルのエコノミストは「観光客増の鈍化が影響する。住宅販売の低迷は家具販売に響く」との見通しを示した。しかし雇用は堅調なため、消費者心理の大幅冷え込みはないとソン氏は予想している。

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