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金融

2010年5月14日

中銀、政策金利を2.50%に引き上げ 金融正常化を目指す方針を鮮明化

〈クアラルンプール〉
中央銀行バンク・ネガラは、5月13日の月例金融政策会合で翌日物政策金利(OPR)を0.25ポイント引き上げ2.50%にすることを決定した。金融情勢のさらなる正常化を目指す。
中銀は昨年2月24日にOPRを2.00%に引き下げて以降、約1年にわたって金利を据え置いていたが、今年3月には金融上の不均衡を縮小するとして、 2.25%に引き上げている。これにともない変動幅も、上限・下限がそれぞれ2.75%、2.25%に引き上げられた。
中銀はリポートの中で、世界経済は今年第1四半期に予想以上の回復を見せ、新興国市場や先進国でも成長が見られたと指摘。多くの国で政策イニシアチブや金融情勢の改善が今後の経済回復を支えると予想されるとした。一方で、欧州の債務危機に関しては各国政府による支援で解決に向かうと見られるが不安は残るとした。アジア地域の新興国経済は旺盛な国内需要や域内貿易の活発化による成長を続けると分析した。
また国内経済に関しては、第1四半期に10.1%の経済成長を遂げたことから経済回復は強固だと指摘。国内需要の継続的な拡大と、域内各国を中心とした外需の改善に支えられるとしたが、国際的な金融・経済情勢の最近の動きからは不安要素も生じつつあると加えた。
国内のインフレ水準に関しては第1四半期には小幅に上昇したが、年内は穏やかな水準を維持すると予想した。

 

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