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経済

2010年3月10日

鉱工業生産、上期は上昇続く見通し 輸出も増加傾向=エコノミストら

〈クアラルンプール〉
マレーシア国内の鉱工業生産は今年上期に上昇を続けると見られており、ブルームバーグが実施した調査によると、エコノミストらは、1月の鉱工業生産指数(IPI)は前年同月比11.9%の上昇となると予想している。2009年12月のIPI は前年同月比
8.9%のプラスだった。
昨年上期のIPIは、世界的経済減速の影響を受け、前年同期比で12.7%の減少となり、上期の輸出も前年同期比23.4%と冷え込んだ。今年上期には家電製品やパーム油などの一次産品への需要が増加を続けると見られている。
クナンガ・インベストメント・バンクのエコノミスト、ワン・スハイミ氏は、今年上期のIPIは上昇を続け、実態経済の需要が増えると予想。世界全体の金融システムを取り巻く問題は未解決で、先行きは不透明であることから下期に経済が成長を続けるかは不明だと述べた。
輸出に関しては、電気・電子製品や一次産品への需要回復を受けて上期の間は増加傾向が続くと予想。輸出の成長度合いは世界経済の動きによると見られることから、鉱工業生産は下期には緩やかなペースで拡大を続けると予想した。マレーシアからの輸出は中国や先進国からの需要に支えられており、域内経済の成長に繋がっているという。1月の輸出高は前年同月比で37%の大幅増となったが、前月比で4.1%のマイナスとなり、輸入高も前年同月比で31.0%の増加となったが、前月比では7.2%のマイナスとなった。
OSKリサーチのアナリスト、リム・メイチン氏は、前月比での成長が数カ月続けば生産拡大のために、工場や機械、機器への投資は増えるとの予想を示した。

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