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貿易

2008年8月28日

マレーシアとEU、年内に木材貿易に関する協定を締結へ

〈クアラルンプール〉
マレーシアと欧州連合(EU)は、持続的かつ合法的な木材の貿易について、年内をめどに協定を締結する見通しだ。欧州委員会(EC)代表部のビンセント・ピケット在馬大使が明らかにした。両者は協定締結に向け、マレーシアの木材関係機関や企業がどのようにEU規格に法的に適応できるかを検討中。次回の交渉は10月に行われるという。
ピケット大使は、同協定はEU の「森林法施行・ガバナンスおよび貿易に関する行動計画(FLEGT)」に基づくものと説明。違法な森林伐採により製造された木材と木材製品がEU国内に流入することを妨げるために木材生産国と締結し、持続可能な森林資源管理と地球環境の保全に貢献するものだと強調した。
加えて同大使は、マレーシア側の協力により、交渉は大きく進展していると感謝の意を表し、年末までに準備が整えば、マレーシアがアジアで最初の協定締結国になると語った。
同協定締結後、マレーシアから輸入した木材には持続的な木材として消費者が識別するための「FLEGT」ラベルが貼られ、EU市場においてマレーシア製木材が優先的位置に付くことになる。現在EUとマレーシアの木材貿易は年間6億ユーロ(約965億円)規模に達している。

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