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経済

2008年5月28日

マレーシア、国境付近での外国車への燃料販売を禁止

〈クアラルンプール〉
国境から30~50キロメートル内にあるすべての給油所で、外国籍自動車へのガソリン及びディーゼル油の販売が5月30日付で禁止となる。シャハリル・サマド国内取引消費者行政相が明らかにした。政府が補助金を負担している燃料を国内向けに限定するための措置。5月26日に開催された内閣のインフレ委員会で決まった。
適用されるのは、半島部のタイと国境を接するペルリス、ケダ、ペラ、クランタン、及びシンガポールと国境を接するジョホールの各州で、約300 カ所の給油所が規制対象となる。違反した給油所には25万リンギ(約800万円)以下の罰金または禁固3年以下もしくは両方が、違反自動車の運転手には10万リンギ以下の罰金がそれぞれ科せられる。国取省は、規制導入に合わせて国境付近の給油所に監視員を配置する方針だ。
安いマレーシアの燃料を求めて多くの外国車が毎日のようにマレーシアに入国しており、26日にはパダン・ベサルのタイ国境で100台以上が摘発を受けた。中にはポリタンクなどを持ち込んで、安い燃料をマレーシアで仕入れている者もいるという。
多くの顧客をシンガポール車に依存しているジョホールバルの給油所がほとんど規制対象区域に入るため、政府の突然の決定に大きなショックを受けているという。

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