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政治

2013年12月11日

「イスラムの国教化」ナジブ首相が言及 与党UMNO総会、マレー主義的発言相次ぐ

〈クアラルンプール〉
与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)の総会が12月7日に閉幕したが、ナジブ・ラザク総裁(首相)が党の憲章にあるイスラムに関する文言を「公式の宗教」から「連邦の宗教」とする意向を表明するなど、例年以上にイスラムを意識した内容の発言が最後まで相次いだ。
ナジブ氏の発言は事実上、イスラムの国教化論に対する支持を意味するもの。ナジブ氏は党最高幹部会議で党憲章の改正の是非を議論することになるとした上で、統治者会議での承認や国会での3分の2の賛成が必要になると述べた。
マレー・イスラム主義を強調する発言は引きも切らず、ナジブ首相が提唱する多民族融和のコンセプト「1マレーシア」についても、ある代表から「1ムラユ(マレー人)」に変えるべきとの提案が浮上。慌てて党幹部が「代表個人の意見であり、党を代表したものではない」と釈明する騒ぎもあった。
先の総選挙で与党連合・国民戦線(BN)が議席を減らしたことに関連して、UMNO内部で危機感が高まっている。こうしたことを背景にカイリー・ジャマルディン青年部長(青年スポーツ相)は、中・高等学校の生徒、特に17、18歳に党の政策などをアピールすべきと発言。全国教職員組合(NUTP)からは「政党は学校生徒に関与すべきではない」と批判した。

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