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政治

2008年4月29日

ペナン州の開発計画推進で対立

〈ペナン)
第9次マレーシア計画(9MP)下でペナン州で計画されている第2ペナン大橋やモノレール、外環自動車道といった大規模プロジェクトの推進方針を巡り、連邦政府と野党が政権を握る州政府との間で対立が高まっている。
連邦政府側は建設コストの上昇などを理由に公共事業の見直しを宣言、それにともないある程度の遅延も致し方ないとの態度を示しているが、野党や州政府側はこれを与党連邦政府による嫌がらせと受けとめており、当初の約束通りに実施するよう強く求めている。
第1回の会合が開かれたペナン州連邦行動評議会に出席したノル・モハメド第2財務相は、「ペナン州政府が協力しなければプロジェクトは進めることができない」と州政府側の非協力な態度を暗に批判。ただし計画そのものを廃止するわけではなく、スケールダウンを図るための見直しを行うだけだと説明した。これに対しペナン州のリム・グアンエン首相は、これまで連邦政府側とはプロジェクトに関する話し合いは一度も行われていないとして、ノル第2財務相側の一方的な言い分であることを示唆。ノル大臣と直接会って、真意を質したい考えを示している。
観光行政では先ごろ、連邦政府観光省が野党政権下の5州に対し、連絡協力についての覚書の破棄を宣言。観光に関する情報が州政府へ届かなくなる問題が起きている。また企業家協同組合開発省も5州に対し、州経済開発公社への年間補助金を差し止めるとしており、野党が不満を募らせている。

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