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政治

2008年3月31日

UMNO幹部会、12月の党役員選挙を決定

〈クアラルンプール〉与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)は3月27日、4時間にわたる最高幹部会議を開催し、予定通り今年12月に党役員選挙を実施することを決めた。7月17日から8月24日にかけて末端支部レベルの代表選、10月9日から11月9日にかけ地区レベルの代表選をそれぞれ実施。12月16~20日に開催する党大会で役員を決定する。
党内選挙を延期することで、総選挙での大幅な議席減に対する執行部批判を当面回避したい党中央部が、現執行部に批判的な早期実施派の主張に押し切られる形となった。延期を強行することでくすぶっている反主流派の怒りに油を注ぐことは避けたいとの思惑も働いたとみられる。しかしアブドラ首相は、総選挙の総括を行う必要から開催の要望が出されていた臨時総会については、招集しないと発表した。
アブドラ総裁(首相)は「過去の例に則り、党選挙は通常の手続きに従って実施する」と混乱のないことを強調。自身の総裁選出馬については、「私に対抗する者が出てきても私は出馬する。私は逃げない」と出馬の意向を示した。一方、党則で総裁選で30%、副総裁選で20%、総裁補選で10%、最高幹部会委員選で5%と定められている、幹部選での立候補に必要な推薦に関する要件については維持する方針を示し、自由な立候補を求める一部の党員の要求を退けた。
次期党首選には、アブドラ総裁の責任を追及している長老のテンク・ラザレイ・ハムザ元財務相が、すでに出馬の意向を示している。

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