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経済

2008年3月26日

カナダ航空グループ会長、エアアジアXに出資

カナダ航空の親会社であるエース・アビエーションのロバート・A・ミルトン会長兼最高経営責任者(CEO) がエアアジアX の株を取得、エアアジアX経営のアドバイスを行うことになった。ミルトン会長は1999年から2007年までカナダ航空のCEOとして就任、航空業界経営について広い知識と経験を持っている。エース・アビエーションはカナダ航空の75%を所有している事実上の親会社で、ミントン会長は同社経営陣の承認を得た上、エアアジアX株の45%を所有しているエアロ・ベンチャーズの株を私費で購入した。購入費は約2,800万リンギ(約8億8,560万円)とされる。
エアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)は、ミルトン会長の取得株は5%以下だが、経営に参加することによってエアアジアXに大きな貢献が期待できると強調した。エアアジアXのような格安長距離航空会社は業界でも新しい試みであり、ミルトン会長の参加によって、経営のアドバイスだけでなく投資家に信用を与え、更なる投資が期待できるという。
エアロ・ベンチャーズ創始者のトニー・フェルナンデス会長は、ミルトン会長はカナダ航空を経営再建した人物で、サービス付き航空会社に格安航空会社の方式を導入しており、ネット販売、チェックイン荷物のない乗客への割引き、食事が必要な乗客にのみ提供するなど様々な革新を行ってきたと評価した。
エアアジアX は昨年11月営業を開始、2月には早くも30万リンギ(約950万円)の利益をあげている。
主な株主は▽バージン・グループのリチャード・ブランソン会長(16%)▽エアアジア(16%)▽マナラ・コンソーティアム(10%)▽オリックス(10%)。

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