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経済

2008年2月28日

2007年通年のGDP成長率は6.3%

〈クアラルンプール〉 中央銀行バンク・ネガラは2月27日、2007年通年の国内総生産(GDP)成長率が6.3%となったと発表した。6.0%前後とした当初の政府目標を上回り、大方のエコノミストの予想も若干上回った。世界経済の成長が鈍化する中、良好な個人消費を背景に特にサービス業が9.7%と高い伸びを示し、高い経済成長をけん引した。
第4四半期(10~12月)はプラス7.3%成長で、公務員の昇級発表で内需が拡大した第3四半期(6.6%)を上回る高い伸び率となった。個人消費と投資拡大、公共投資の拡大が経済成長を後押しした。
製造業は、第3四半期の3.3%成長から5.6%に持ち直した。国内向けが11.6%増とけん引役となり、輸送機器、食品、建設関
連製品の伸びが目立った。輸出向け産業も、電子部品などを中心に電子・電気の持ち直しにより改善した。製造業の通年の成長率は3.1%。サービス業は9.1%と引き続き高い成長を示した。特に卸売・小売、宿泊・飲食が、金融、保険、不動産、ビジネスサービスとともに2ケタ成長を示した。建設セクターは、前期と同じ4.7%の穏当な成長を維持。公共工事と非住宅セクターの伸びが貢献した。建設業の通年の成長率は4.6%だった。農業はパーム油の生産拡大を受け、6.9%の高い成長を示した。鉱業は原油生産が7.2%増えたことを背景に、3.5%のプラス成長を維持した。通年の成長率は、それぞれ2.2%、3.2%。
2008年の経済成長については、世界経済が鈍化傾向を示すとみられるものの、引き続き国内需要が経済成長の下支えになると予想されることから、安定した成長が見込まれるという。

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