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中国華能、発電所計画を復活

シンガポール2009年11月05日 09:55

発電会社のトゥアス・パワーを所有する中国華能は、凍結していた発電所事業の実施を決めた。総額20億Sドル(約1,289億円)を投じ、石炭とバイオマスを燃料に熱電併給発電所をジュロン島に建設する。


華能は中国最大の石炭火力発電会社。トゥアス・パワーの発電能力は2,670メガ(1メガ=100万)ワットで、インドネシアのナツナ諸島とスマトラ島から輸入している天然ガスを燃料としている。昨年3月の華能による買収以前から石炭・バイオマス発電を計画していた。


しかし有力顧客として予定していた合成ゴムの独ランクセスなどがジュロン島での投資を延期したことから、今年1月、着工の凍結を決定した。しかしジュロン・アロマティクスがプラントの着工凍結を解除する見通しで、需要が見込めると判断した。


発電所は2012年に稼働の予定で、毎時900トンの蒸気を生産する。電力生産量は180メガワットで、半分は自家用。1日2,000万ガロンの水を生産する脱塩プラントを併設する。


石炭をガス化して利用するクリーンコール技術を採用する。ガス化することでガスタービンと蒸気タービンの2段階で発電が可能で、業務効率はコンバインドサイクル方式より高く、より少ない資源で電力を生産でき、二酸化炭素排出も削減できる。

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