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製鋼/鉄鉱産業に復調の兆し

インド2009年01月28日 16:42

〈ニューデリー〉
国内鉄鋼業界は第3四半期(2008/10-12)に需要減退に直面、減産を強いられたが、ここに来て復調の兆しが生じており、輸出依存度の高い鉄鉱業界についても業況改善の兆候が見られる。


ビジネス・スタンダードが1月26日伝えたところによると、国内鉄鋼業界は2008年11月には自動車や耐久消費財業界の需要減退で25%の生産削減を強いられた。価格は依然低調だが、需要の回復でキャッシュフローが改善、国内鉄鋼業界の運転資金面の困難はここに来て多少軽減した。


国内第3位の鉄鋼メーカー、JSW Steel LtdのJayant Acharya社長によると、生産者と消費者双方の在庫水準低下が需要の改善をもたらした。同社は11月に運転を停止した高炉を既に再稼働させており、生産水準も間もなく通常のレベルに戻す計画だ。昨年11月鋼材に5%の輸入税が課されたことも、市況の改善につながった。しかし税率は不十分で15%まで引き上げる必要があると言う。


Ispat IndustriesのVinod Mittal副会長兼MDによると、同社の稼働率は目下のところ60%だが、3月以降は75%まで高める計画だ。海外からのダンピングも存在せず、80~85%の稼働率も実現可能と言う。


インド鉱業連盟(FIMI:Federation of Indian Mineral Industries)の統計によれば、2008年12月の鉄鉱石輸出は1360万トンと、前年同月の980万トンに比べ38%増加した。とは言え今会計年度当初9ヵ月(2008/4~12)の鉄鉱石輸出は6447万トンと、前年同期の6815万トンに比べ5.4%減少した。


中国向けがインドの鉄鉱石輸出の約90%を占めている。FIMIのRahul N Baldota会頭によると、中国における鉄鉱石在庫は8000万トンにのぼったが、2008年10月には6000万トンに縮小した。このことがインドを含む鉄鉱石輸出国に恩恵をもたらしている。政府が鉄鉱石に対する輸出税を引き下げたことも、輸出の拡大につながった。カルナタカ州拠点のMysore Sales Pvt. Ltd(MSPL)


常務取締役(ED)を務めるBaldota氏によると、鉄鉱石のトン当たりFOB(freight-on-board)価格は、55米ドル(約4,900円)から2008年10月の60米ドル(約5,350円)にやはり多少改善したと言う。

提供:SEAnews

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