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エイズウイルス感染者数が増加

シンガポール2008年12月02日 10:35

今年1月から10月末までにエイズウイルス感染が判明した市民は382人で、昨年同期の356人を7%上回った。通年でもエイズ感染が初めて報告された1985年以来の過去最多だった昨年の423人を上回る見通しだ。保健省は、検査を受ける市民の増加が感染者増の背景にあると見ている。


これまでエイズウイルス感染が確認された市民の合計は3,865人で、うち1,176人が死亡した。エイズが進行し、免疫システムが破壊され、結核など他の感染症を併発したケースが多い。


国連エイズ合同計画(UNAIDS)によれば、昨年時点でエイズウイルスに感染している人は全世界で3,300万人。


シンガポールではエイズへの認識の高まりから、匿名の検査を受ける市民が増加している。検査施設の増加に加え、罰則が規定されたことも要因だ。自分がエイズウイルスに感染していることを知っているかにかかわらず、感染者が相手に感染の事実を伝えず性交渉を持つことは犯罪行為とされる。


エイズ感染者に対する社会の受け入れ度は低く、最近の調査では回答者の半数が、家族に感染者がいた場合、面倒を見ないと答えた。


抗エイズウイルス薬は高価で、月1,500Sドル(約94,790円)かかる。投薬に対する政府補助はない。

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