ジョーズラングラサールの調査によると、過去2年、多くの新興国の不動産市場の透明度が向上し、中国はアジア太平洋地域での透明度向上幅が最も高い国家だという。
ジョーズラングラサールが発表したばかりの中国不動産市場透明度指数報告によると、現在、中国不動産市場は半ば透明の市場だが、これまでの低透明度に比べて1ランク上昇し、しかも、初めてインドを抜いた。
この報告は中国不動産市場透明度を初めて深く総括したものだ。調査によると、香港は世界で透明度が最も高い市場の1つで、台湾省は半ば透明で、澳門(マカオ)は低透明と、本土の大都市の下位、中小都市の上位にある水準だ。
ジョーズラングラサール華南地区資本市場投資部の鐘徳堯担当によると、「本土の小都市は不動産市場透明度で差が大きい。この数年、北京や上海の大都市で、不動産市場の透明度は日増しに向上し、大手国際企業は大面積オフィスビルの賃借をはっきり決めるだけのデータを持っている。華南地域の広州や深圳などの都市を比べてみれば、依然として差があり、商業不動産の情報流通などでまだ体系的な統計データと動きの分析に欠けている」と指摘した。
調査の結果からみると、中国不動産市場の透明度が大幅に向上した大きな要因がうかがえた。グローバル化の影響で、本土の資本や企業数が増え、不動産市場の正しい市場情報、国際モデルケース向けの需要を促している。不動産投資の取引量は日増しに拡大し、不動産市場の開放度を直接促している。増えている上場不動産会社が年次報告で開示した情報の量も増えている。国の政策および中房指数などは一段と多くの公開情報を発表している。