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銀行の職員採用、金融混乱受け慎重に

シンガポール2008年10月02日 07:05

米国発の金融市場の混乱を受け、シンガポールの銀行が雇用に慎重になっている。新聞の求人広告でも金融機関の募集が減っている。
 

人材あっせん業者、クリス・アレン・エグゼクティブによると、職員雇用に最高経営責任者(CEO)の事前承認を義務付けた銀行があり、一部の外銀では新規採用に本部の承認が必要になっている。
 

地元3銀行の現在の職員募集は、ウェブサイトのキャリアページ情報によれば計150人余りで、証券引き受け部門以外の募集がほとんどだ。
 

DDIシンガポールによると、雇用への慎重姿勢は銀行に限らず、信用収縮が始まって以来、他の国内企業にも見られる。新規雇用を凍結した企業もあるという。
 

銀行の雇用姿勢の変化で最も影響を受けたのが、証券引き受けなど投資銀行部門と信用関連業務だ。
 

小口部門にもある程度影響が出たが、プレミアバンキング、営業、ビジネス開発の各部門では雇用を抑制する動きは見られない。収入増につながる部門だからだ。法令順守部門も適切な数の職員を確保する必要があることから、影響を受けていない。資産運用部門も同様だ。
 

人材獲得競争は以前ほど激しくなく、銀行にとっては優秀な人材を確保する好機になっている。

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