シンガポールの人口は6月末現在で前年比5.5%増の484万人と、過去最多を記録した。増加率も1871年に統計をとり始めて以来の最高で、外国人の増加がけん引した。
国家人口事務局のまとめによると、外国人は19%増の120万人。増加の主因は昨年の好調な経済で、経済動向は外国人の人口を大きく左右している。経済が低迷すると減少する。
外国人の内訳は、低賃金労働のワークパミット保持者が75万7,000人、エンプロイメント・パス保持者が14万3,000人、留学生が8万5,000人。
市民は1%、永住者(PR)は6.5%の増加で、両者を合計した居住者人口は1.7%増の364万人。人口事務局のロイ・クエック局長は、居住人口が480万人になるのは2030年との予想を示した。
上期の新生児出生数は1万8,032人で、前年同期より707人多かった。出生率は1.3人(昨年は1.29人)で、人口維持に最低限必要な出生率(2.1人)には届かない。
新たに市民権を獲得した住民は9,600人、PRになった住民は3万4,800人で、いずれも過去最多。
人口の民族別内訳は、華人が2000年の76.8%から74.7%へ縮小。インド人系が7.9%から8.9%へ拡大した。