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UMNO、党役員選を来年3月に延期へ  アブドラ首相の総裁選出馬は未定

マレーシア2008年09月29日 11:17

〈クアラルンプール〉 
与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)は9月26日、臨時の最高幹部会議を招集、12月に行われる予定だった党役員選を来年3月に延期することを決めた。地方代表選挙は予定通り10月9日に開始される。


アブドラ総裁(首相)は会議後の記者会見で「私は辞めない。やらなければならない仕事が残っている」と述べ、少なくとも総裁選が実施される来年3月までは総裁の座にとどまる意向を表明した。総裁選に出馬するかどうかについては、地方代表選挙が始まる10月9日以前に進退を決めると述べるにとどまったが、ナジブ副首相への2010年半ばをメドとした政権委譲計画を実質的に前倒しする意向を固めたものと受け止められている。アブドラ氏はこれまで次期総裁選出馬への意欲を重ねて示してきたが、総裁選出馬を取り止めた場合、後継指名を受けているナジブ副総裁(副首相)が代わって総裁選に出ることが予想され、3月のナジブ政権誕生の可能性が一段と高まった。


アブドラ一ナジブの政権委譲計画に対しては、ムヒディン総裁補(通産相)が、委譲に向けた準備期間が長すぎると発言するなど、UMNO党内に批判の声がくすぶっている。18日に開催された最高幹部会議でも政権委譲計画が議題にのぼり、メンバーからはもっとスピーディな政権委譲を求める声も上がったが、最終的な判断は両氏の判断に任せるということでひとまず落ち着いたとされる。トップダウン的な決め方には党内からも批判は多く、総裁選を実施して党員に信を問うべきとの声も根強い。
UMNOは前回、地区および支部選挙を2004年6月1日から、党役員選挙を同年9月23日にそれぞれ実施した。UMNOの党役員任期は3年で、本来は次回役員選挙は2007年中に行われるはずだったが、2008年3月の総選挙に集中するためとして延期していた。党則では最大で18カ月の延期が認められており、遅くとも2009年3月までに行われることになっている。

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