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マレーシアの対外直接投資、07年は82%増

マレーシア2008年09月29日 07:00

〈クアラルンプール〉 
国連貿易開発会議(UNCTAD)の「世界投資報告(WIR)2008 年版」によると、2007年のマレーシア資本による外国への直接投資(FDI)は前年比81.9%増の109億8,000万米ドル(約1兆1,646億円)となり、初めてマレーシアへのFDI 流入額を上回った。マレーシア向けFDIは84億米ドル(約8,910億円)で、前年比38.9%の増加となった。経済委員会のメンバーでもあるエコノミストのザイナル・アズナム氏は、国境を超えた買収・合併が投資をけん引し、金融、通信や採取産業での投資が活発だったと語った。外国投資額は、マレーシアはアジア各地域・国の中では6位。トップは中国で、これに香港、シンガポール、インド、タイが続いた。世界全体のFDIは1兆8,300億米ドル(約194兆円)で、過去最高を更新。国別では対米投資額が1位で、英国、フランス、カナダ、オランダがこれに続いた。


投資先としての魅力度は中国が1位で、インド、米国、ロシア、ベトナムがこれに続いた。多国籍企業(非金融)海外資産額ランキングでは、ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)が発展途上国で2位となった。このほかマレーシア企業は、▽YTLコープ(27位)▽ゲンティン(43位)▽テレコム・マレーシア(53位)▽サイム・ダービー(61位)▽マキシス(68位)一一がランクインした。


ザイナル氏は、数年間は大規模な投資は減少すると見られるが、域内の投資活動は、FDIの自由化、域内の経済統合の強化、回復力のある経済成長などの投資環境が整っていることから好調に増加するとの見通しを示した。

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