ニュース

政権交代の期限設定を放棄=アンワル元副首相

マレーシア2008年09月25日 10:01

〈クアラルンプール〉 
野党連合・人民同盟(PR)率いるアンワル元副首相は、野党連合による政権交代の期限設定を放棄する考えを示した。アンワル氏は「もはや期限は問題ではない。我々はすでに(与野党逆転に)必要な議員数を確保したが、首相が臨時国会を拒否すると誰が想像しただろうか」と述べ、アブドラ首相による野党黙殺の姿勢にいらだちをみせた。


アンワル氏はこれまでにも度々、9月16日に政権交代を実現すると宣言していた。前日の15日になって与党連合・国民戦線(BN)所属の31人以上の議員から野党へのくら替えの同意を得たと発表、合わせて「スムーズな政権交代のため」との理由でアブドラ首相との会見を要求したが、アブドラ首相に拒絶された。18日には野党連合構成党トップの連名で、内閣不信任案を決議するための臨時国会を9月23日までに招集するよう求める書簡を提出したが、これもアブドラ首相に黙殺されていた。アンワル氏はくら替え議員名などを明かしておらず、実際に必要な議員数を確保したかどうかは未知数。与党は野党側のハッタリだとして黙殺する構えを見せており、野党側には手詰まり感が漂っていた。


■同性愛裁判、高裁審理の是非は10月7日に決定■

アンワル氏は24日、元助手に対する同性愛行為強要の罪に問われている裁判に出廷、簡易裁判所のS.M.コマシー・スピアー裁判官は検察から出されている高等裁判所での審理要求について、これに反対している弁護側の意見と合わせて検討する必要があるとし、10月7日に結論を出すと伝えた。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

この記事に関するコメントを投稿

ページの先頭に戻る