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マレーシアの腐敗認識指数、昨年と変わらず

マレーシア2008年09月25日 07:30

〈クアラルンプール〉 

世界各国の汚職を監視している非政府組織(NGO)、トランスパレンシー・インターナショナル(TI)が9月23日、2008年度の「世界腐敗認識指数(CPI)」を発表した。調査は公的機関の腐敗度に関するアンケートを各国の専門家や一般人を対象に行ない、集計したもの。マレーシアの指数は昨年と変わらず、10 点満点中5.1だった。順位は、2007年は179カ国中43位だったが、2008年は180カ国中47位になり、順位をやや落とした。


調査結果によると、最も腐敗度が低いと認識されている国は、▽1位デンマーク、スウェーデン、ニュージーランド(9.3)▽4位シンガポール(9.2)▽5位フィンランド、スイス(9.0)――だった。最下位は▽ソマリア(1.0)▽イラク(1.3)▽ハイチ(1.4)――。


東南アジア諸国連合(ASEAN)の順位を見ると、▽シンガポール(9.2)▽マレーシア(5.1)▽タイ(3.5)▽ベトナム(2.7)▽インドネシア(2.6)▽フィリピン(2.3)▽カンボジア(1.8)▽ミャンマー(1.3)一一となった。その他のアジア諸国は、▽香港(12位、8.1)▽台湾(39位、5.7)▽韓国(40位、5.6)▽中国(72位、3.6)――など。日本は米国、ベルギーと並んで18位、7.3ポイントだった。


TIマレーシア支部のラモン・ナバラトナム代表は、マレーシアの指数は2001年より8年間、4.9から5.1 の間を推移しており、8年間、大きな改善がなかったこということだと指摘。この間、マレーシアでは国内事業促進特別強化機関(ぺムダ)の設立が行われ、様々な努力が行われてきたが、政府高官の汚職疑惑などが民間の汚職に対する政府努力の評価を低めており、結果として腐敗認識指数の改善がみられないという状況に陥っていると語った。


同氏は、政府が汚職撲滅に真剣に取り組み、政策決定や手続きをさらに透明化し、情報を公開することが国の発展につながっていくと強調。政府に対しては、政府機関、特に司法機関の改革を行ない、汚職摘発庁(ACA)を独立機関化させて摘発の活発化、効率化を図るべきだと語った。

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