有害物質メラミンによる中国発の食品汚染で、メラミンが混入した乳製品がシンガポールにも輸入されていたことが分かり、農産物獣医庁(AVA)は9月21日夜、中国産の牛乳を原料に含むすべての食品の輸入・販売を禁止した。
メラミン混入が判明したのは、「ホワイト・ラビット」ブランドのクリーミーキャンディー、「ダッチ・レディー」ブランドのイチゴ味ミルク、イリ(伊利)チョイス・デアリー・フルーツバー・ヨーグルト風味アイスキャンディー。
中国ではメラミンに汚染された粉ミルクを飲用した乳幼児に腎結石が相次いでおり、同国衛生部は、1万2,892人の乳幼児が入院治療を受けていると発表した。これまでに4人の死亡が確認されている。メラミン汚染食品は日本を含む多数の国にも輸出されていた。
たんぱく質含有率を上げる目的で、農家が牛乳を水増しする際、メラミンを混入し、粉ミルクメーカーの三鹿などに納入していたという。
AVAは、アイスクリームやヨーグルトだけでなく、チョコレート、ビスケット、砂糖菓子など中国で生産された牛乳を含むすべての食品を禁止した。
NTUCフェアプライスなどは直ちに棚から対象商品を撤去したが、現地紙の調査では、I-Tecスーパーマートの店舗で対応が遅かった。