シンガポール陸運庁(LTA)は9月17日、10月から3月までの新車購入権(COE)発行数を、当初計画より9.6%減らし月8,730枚にすると発表した。年初8カ月に廃棄処分された車両数が予想を下回ったためだ。しかし業界が予想した削減幅(15~20%)を下回った。
同日、発表されたCOE落札価格は2週間前の前回を上回った。前回、1,600cc以下のカテゴリーのCOEは9,501Sドル(約69万2,000円)と過去最低水準で、自動車ショールームに購入希望者が押し寄せた。今回の同カテゴリーの落札価格は1万4,100Sドル(約110万円)。
COE枠が最も削減されたのは商用車で、発行数は30%減の月528枚。オープンカテゴリーは14%減の1,506枚。
1,600cc以下のカテゴリーは10%減の3,680枚。1,600cc超は変更なし。二輪車は8%減の818枚。
自動車販売業者によると、8月までに廃棄処分された乗用車は月平均6,500台以下。LTAが発表した乗用車用のCOE発行数は6,900枚近くで、COE価格の急激な変動を避けるためLTAは削減幅を抑えたと推測される。
自動車取引業者協会のタン・ケンフィー会長も、この先6カ月はCOE価格は安定的に推移するとの見通しを示した。