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AIA事務所に契約者が殺到、経営危機で

シンガポール2008年09月18日 08:17

米系保険大手AIA事務所に16日、保険契約者が殺到した。AIA親会社のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が破綻の危機に直面しているとの報道を受けたもので、解約が目的だ。


これに対しAIAは、同社の保険資産は親会社からは分離されているため、親会社の流動性の影響を受けないとの声明を発表。事態の沈静化に務めた。


事務所には数百人の契約者が列を作った。金融管理庁(MAS)も、「保険ファンドは親会社や他の株主資本からは切り離されているため、心配は不要」との声明を出して対応した。


一方、米国では進展があり、同国政府と連邦準備制度理事会(FRB)は16日、AIGの破綻を回避するため850億米ドル(約9兆1,700億円)の融資を行うと発表した。


融資と引き換えに米政府はAIG発行済み株式の約80%を所有する権利を取得する。AIGは米当局の管理下で再建を図ることになる。AIGグループの保険契約者に影響は生じないという。


AIAの昨年末時点の資産は148億Sドル(約1兆1,150億円)。社債に74%、シンガポール株式に10%投資している。低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」関連証券には投資していないが、債務担保証券(CDO)に3億7,200万米ドル(約400億円)投資している。

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