〈クアラルンプール〉
仮想移動体サービス事業者(MVNO)のXOX・コムは9月15日、携帯電話サービスのセルコム(マレーシア)と携帯電話サービス業開始の覚書(MoA)を締結した。これにより、XOXはセルコムの携帯電話基地、発信装置を使って独自ブランドの携帯電話サービスを開始する。
XOXのング・コックヘン社長が明らかにしたところによると、このサービスは「010プレフィックス」という名称で、今年11月に営業を開始予定。提供するサービスは、▽プリペイド式▽後払い式▽ショート・メッセージ・サービス(SMS)▽第3世代(3G)――など全ての携帯電話サービスに渡る。主に中国系顧客をターゲットにしており、3年間で50万人の顧客を見込んでいる。
セルコムのシャザリ・ラムリー最高経営責任者(CEO)はXOXについて、携帯電話サービス市場に新規参入するため現在顧客はゼロだが、同社は販売戦略に長けており中国系の顧客に対し既に強い営業ネットワークを持っているため、短期間で多くの顧客をつかむだろうと語った。セルコムはすでにレッドトーンと同様なMVNO契約を交わしているが、レッドトーンは中国系企業向けで、XOXは一般消費者向けであるので、市場は重ならないと強調した。
加えて同CEOは、昨年12月にMVNO契約を交わし、今年第1四半期に営業を開始する予定だったが延期しているチューン・トークとの交渉について、現在最終的な交渉を行っていると報告した。