外国人による民間住宅購入で、永住者(PR)の比率が高まっていることが分かった。境目となったのは米の低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の影響が表面化した昨年第3・四半期だ。
不動産仲介のDTZのまとめによると、外国人による住宅購入におけるPRの比率は、昨年第3・四半期が46%、第4・四半期が47%、今年第1・四半期が51%、第2・四半期が54%と、月を追うごとに拡大している。
PRの場合、入居目的で購入するケースがほとんどと推定されるのに対し、PR以外の外国人は投資目的で購入する場合が多く、購入は景気動向に大きく左右される。
外国人(PRを含む)による第2・四半期の住宅購入戸数は913戸で、マレーシア人が19%(172戸)とインドネシア人の17%を上回った。中国人、インド人による購入はそれぞれ11%、英国人は9%だった。
外国人に人気のマンションは、ジュロンのレークショア、スコッツ・スクエア、ナシム・パーク・レジデンシズなど。
地域別では、上位5カ国の国民に人気があったのは空港と都心部への交通に便利な第15地区。西部もサイエンスパーク、工業団地、シンガポール大学などがあるため、中国人、マレーシア人、英国人に人気だ。