シンガポール取引所(SGX)2部市場であるカタリストに上場する企業のスポンサー方式への移行が遅々として進まない。移行期限は2010年2月5日。移行を済ませたのは12社で、移行していない企業は130社ある。このためSGXは9月1日、移行を促すための措置を発表した。
カタリストは店頭市場のセスダックを改組した。スポンサーと呼ぶ、認定を受けた証券会社、インベストメントバンクなどが上場要件の順守を監視するなど、SGXが担ってきた業務を引き継いだ。しかし高額のスポンサー料金がかかるのが難点で、これが移行がなかなか進まない理由だ。
スポンサーを雇用していない企業は11月から、雇用計画を四半期ごとにSGXに提出しなければならない。来年1月からは一般投資家にも公開しなければならない。
さらに1月以降は、資金の調達、重要資産の取得や処分、株主の承認が必要な利害関係者間取引など、規模の大きい企業活動に携わる場合、スポンサーを雇用しなければならない。
期限までにスポンサー方式に移行できなかった企業は上場廃止の可能性がある。しかし1部市場へ格上げを申請することも可能で、これまでに11社が1部へ移行した。
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