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高級車市場で新モデル発売相次ぐ、変わらぬ需要背景に

マレーシア2008年08月20日 14:15

〈ペタリンジャヤ〉 
マレーシアの高級車市場はインフレや燃料価格上昇に影響を受けず、堅固な需要を保っている模様だ。8月下旬には6社が新モデルを次々と発売する。発売されるのは▽ボルボ「S 40」▽BMW「X6」▽三菱「ランサー・エボリュ—ション」▽シトロエン「グランド・C4・ピカソ」▽シトロエン「C6」▽ホンダ「ジャズ」▽レクサス「LS 460」。販売価格帯は新型「ジャズ」の10万5,000リンギ(約350万円)からレクサス「LS 460」の80万リンギ(約2,650万円)となっている。


アフィン・インベストメント・バンクのジェイソン・ヤップ自動車アナリストは、昨今の経済状況において、高所得層はさほど影響を受けておらず、高級車市場は変わらず需要を維持していると指摘。中所得者層の需要が中価格車から低価格車へ移行しているため、中価格車製造メーカーが最も深刻な影響を受けていると語った 。中古車市場の価格低下も影響され、中・低価格車を製造する海外メーカーは、若干の落ち込みを見せると予測している。


AMリサーチのアズハルディン・ノルディン取締役は、今のところ、高級車市場はインフレ圧力やローン金利上昇(現在3.7~3.8%)の影響を受けていないが、経済成長がさらに落ち込めば売り上げに影響がでると予測した。


BMWマレーシアのジェフリー・ブリスコー社長は、今年前半の売上げは増加しており、後半にかけても高い売上げ成長率を保つと予測。「安いガソリン」の時代は終わり、燃費の良さが注目されているが、BMWは高級車市場では最も燃費の良いのが特徴で、さらに売上げを伸ばすだろうと語った。


ボルボ・カー・マレーシアのロバート・ノルマン社長は、高級車市場では、日本やアジアのブランド車から北欧・ヨーロッパデザイン車への買い替え需要が多くあると指摘した。

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