航空機を利用した旅行を計画する場合、最近は燃油付加運賃(サーチャージ)をまず調べる必要がありそうだ。原油価格の高騰を受け、航空各社が通常運賃に上乗せするサーチャージが運賃以上になるケースもあるからだ。
マレーシア航空(MAS)の場合、バンコク行きエコノミークラスは往復310Sドル(約2万4,200円)と380Sドル(約2万9,600円)のチケットがあるが、サーチャージと税の合計は407Sドル(約3万1,700円)と運賃以上になる。
タイ航空のバンコク便は139Sドル(約1万800円)からで、サーチャージと税の合計は279Sドル(約2万1,700円)と、運賃の2倍。両航空は、東京、台湾線、また一部の欧州線でもサーチャージが運賃を上回っている。
他の航空会社も状況は同じで、サーチャージが運賃とほぼ同額というケースが多く見られる。シンガポール航空(SIA)のクアラルンプール線は230Sドル(約1万7,900円)で、サーチャージと税の合計は171Sドル。
日本航空のロサンジェルス便は運賃が1,400Sドル(約10万9,200円)で、これに対しサーチャージは1,350Sドル(約10万5,300円)。
それでも航空会社は燃料値上がり分をすべて転嫁することはできないため利益に影響している。SIAの4~6月期決算は14%の増収だったものの、利益は15%減の3億5,900万Sドル(約280億円)だった。