〈ジャカルタ〉
マラヤン・バンキング(メイバンク)による、インドネシアのバンク・インターナショナル・インドネシア(BII)買収が成立する可能性が浮上した。同国の資本市場・金融機関監督庁(BAPEPAM)が柔軟姿勢に転じたためだ。
経済紙「ビジネス・インドネシア」がBAPEPAMのフアド長官の発言として報じたところによると、マレーシアの金融当局が買収規則の柔軟運用を要請してきた。
インドネシアの新買収規則では、企業の支配株を取得した者は2年以内に総発行株式の20%を一般投資家に売却しなければならない。
このためメイバンクがBIIを取得した場合、20%分を投げ売りする事態になり、損害が出るとの理由で、中央銀行バンク・ネガラは7月末、3月にメイバンクに与えた買収許可を取り消した。
フアド長官によると、例外措置として売却完了までの期間は3年あるいは5年に延期可能だという。