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この先5~10年が最高の時代、リー顧問相

シンガポール2008年07月15日 07:57

リー・クアンユー顧問相は7月11日、シンガポール経済協会主催の対話会で、シンガポールの先行き見通しを問われたのに対し、「シンガポールの歴史上、この先5~10年が最も有望だ。世界的に深刻な不況が発生しなければ、年4~6%あるいは7~8%の成長が可能だ」との見通しを示した。


会には800人ほどが出席した。リー顧問相は香港、マカオとの違いについて「われわれは自前の海軍、陸軍、空軍を持っている。香港、マカオは違う。われわれに失敗は許されない。このため国防に最大の予算を割り当てている。国防がなければ、国家乗っ取りを招くのと同じだ」と語った。


シンガポールが経済的に成功するのに、個人に最大限自由を認めるリベラル民主主義が必要と思うか、との質問には容赦なく反論。「成功したければ、自由市場経済とリベラル民主主義が必要といった論がまかり通っている。全世界向け統一ルールを処方しているわけだが、彼らに、国家を経営したことがあるか聞いてみたいものだ」とイデオロギーの押し付けを批判した。


さらに、「シンガポールに対する陰謀がある。地図上で点に過ぎないわが国が成功を収めたことを脅威と感じている勢力がある」と指摘した。

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