米セールスフォース・ドットコムはシンガポールにデータセンターを開設する。年内に稼動の予定で、主にアジア太平洋地域の顧客のニーズに対応する。
北米およびシンガポールのデータセンターを24時間体制で監視するためのネットワーク・オペレーションセンターもシンガポールに設ける。米国以外でのデータセンター開設は初めて。シンガポール業務の従業員を増やし、設備投資も行う。
セールスフォースは、営業活動において顧客・商談の管理や販売予測に使うCRM(顧客関係管理)システムをインターネット経由でサービスとして提供している。
SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型モデルで、数万のユーザーが利用する大企業から、数ユーザーの小規模企業までサービスを利用できるのが特徴。
第1四半期(2~4月)の売上高は前年同期比52%増の2億4,800万米ドル(約257億円)で、アジア太平洋地域の比率は10%(前年は7%)と、域内の成長が目覚しい。
過去5年間の売上高増加率は年平均85%で、グーグルに次ぐ高さ。顧客数は4万3,600社。域内の顧客には、エイサー、データクラフト、トムソン・ファイナンシャル、テレコム・ニュージーランドなどが名を連ねる。