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消費者は過去2年より深刻なインフレに直面

インド2008年05月27日 07:54

〈ニューデリー〉
卸売物価をベースにしたインフレ率が3年半ぶりに7%を上回る高水準に達し、政府はその沈静化に躍起となっているが、その実消費者は既に2年以上にわたり平均6~7%のインフレに晒されて来た。


ビジネス・スタンダードが5月24日報じたところによると、インドはWPIをベースにインフレを測定しているが、大部分の他の国では、総合的な消費者物価指数(CPI)を基準にしている。卸売り段階の物価の変動を示すWPIよりも、小売りレベルの物価の変動を示すCPIの方が、市民が直面するインフレを測定するより有効な手段と目されている。


しかしインドの消費者物価指数は、農業労働者(AL:agricultural labourers)を対象にしたCPI-AL、農村労働者(RL:rural labourers)を対象にしたCPI-RL、工業労働者(IW:industrial workers)を対象にしたCPI-IW、都市部非肉体労働者(UNME:urban non-manual employees)を対象にしたCPI-UNMEの4種類から成り、消費者物価全体をカバーする総合的なCPIは存在しない。


生活用品の価格/費用統計に関する技術委員会は、これら4種類のCPIを都市消費者物価指数と農村消費者物価指数の2種類に統合したものの、都市消費者物価指数にはなお調整が必要なため、依然として4種類のCPIが用いられている。


そこで、2000~01年以来の年間WPI上昇率とこれら4種類のCPI上昇率を比較すると以下の通りで、2000~01年から2005~06年の間は、CPIの上昇率はほぼWPI上昇率を下回っていたが、2006~07年と2007~08年には逆転、しかもCPI上昇率が6~7%以上の高水準に達した。CPI取り分けCPI-ALでは食品価格に最大の比重が置かれている。ここ2年ほどは、食品の値上がりが著しく、貧しいものほどより高いインフレに直面していることが窺える。


2000~01年:WPI7.1%、CPI-IW3.8%、CPI-UNME5.6%、CPI-AL0.3%、CPI-RL0.0%。
2001~02年:WPI3.6%、CPI-IW4.3%、CPI-UNME5.1%、CPI-AL1.1%、CPI-RL1.3%。
2002~03年:WPI3.4%、CPI-IW4.0%、CPI-UNME3.8%、CPI-AL3.2%、CPI-RL3.1%。
2003~04年:WPI5.5%、CPI-IW3.9%、CPI-UNME3.7%、CPI-AL3.9%、CPI-RL3.8%。
2004~05年:WPI6.5%、CPI-IW3.8%、CPI-UNME3.6%、CPI-AL2.6%、CPI-RL2.6%。
2005~06年:WPI4.4%、CPI-IW4.4%、CPI-UNME4.0%、CPI-AL3.9%、CPI-RL3.9%。
2006~07年:WPI5.4%、CPI-IW6.7%、CPI-UNME6.6%、CPI-AL7.8%、CPI-RL7.5%。
2007~08年:WPI4.6%、CPI-IW6.2%、CPI-UNME6.6%、CPI-AL7.5%、CPI-RL7.2%。

提供:SEAnews

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