「コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド」は、インド洋に生息し近年激減の一途を辿るジンベイザメの生態について、約3ヵ月間に渡り追跡調査を行うプロジェクトを立ち上げた。モルディブのホテルとして初の取り組み。
同リゾートはマーミギリ(Maamigili)環礁におけるジンベイザメの生態や、適切な保護方法についての理解を深めるため、4名の英国調査団をリゾートに招聘。今後3ヵ月間に渡るジンベイザメの追跡調査を全面的に支援する。
追跡調査の実施期間中、調査団は「コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド」が提供するドーニ(モルディブでポピュラーな木製の船で、島と島を結ぶ交通手段として使われる。)上で生活し、写真撮影、ジンベイザメに危害を加えない安全なDNA研究、衛星技術によりジンベイザメを追跡しタグを付ける作業などを含む一連の実態調査に従事する。
国際自然保護連合(IUCN)は現在、ジンベイザメを「希少種」(絶滅の危機に瀕している種や、確かな情報はないが、野外において稀な種のこと)に指定している。今回のプロジェクトの目的は、政府の承認する「世界各地で人がジンベイザメに遭遇した際の正しい対処法」についてのガイドラインを今後同リゾートで推進して行くために、ジンベイザメの行動に影響を及ぼす環境について充分な知識を得ることだという。
地球上で最も複雑な海の生態系を湛える南アリ環礁には、現在10万種以上に上る海洋生物が生息。同リゾートは定期的にビーチクリーンや環境保護に関する実態調査プロジェクトに参加している。