〈ムンバイ〉
インド企業のシンガポール累積投資額は100億米ドル(約1兆円)を超え、シンガポールはインド企業の最大の対外投資地になった。
デカン・ヘラルドが4月15日、中央銀行の統計を引用し伝えたところによると、2007年4~12月の間にシンガポールに存在したインド資本の額は100億米ドルを突破、前年同期を13%上回った。中央銀行により認可されたインド企業の外直接投資【500万米ドル(約5億円)以上】の37%がシンガポールに流入、オランダの26%、英領バージン・アイランドの8%が、これに続いた。
インド企業の対外投資は、当初は、情報技術(IT)及び関連サービス企業による外国企業の買収が主流だったが、今では製造業、金融、非金融サービス等、幅広い領域に及んでいる。インド企業が大規模な海外企業の買収を行うようになった背景としては、対外金融政策の段階的自由化が挙げられる。対外投資のほぼ90%が自己資本(equity investment)で占められ、借入(loans)と保証(guarantees)がこれに続いている。
対外直接投資は2004~05年の18億米ドル(約1,818億円)から2005~06年の49億米ドル(約4,949億円)、そして2006~07年の128億米ドル(約1兆2,927億円)と急増しており、2007~08年初9ヶ月(2007/4-12)についても100億米ドルと、前年同期の90億米ドル(約9,090億円)を上回った。