シンガポールの大手政府系企業、セムコープ・インダストリーズ子会社のセムコープ・ガスは4月15日、インドネシアのジャカルタで、天然ガスを7~10年間にわたり追加購入する契約を、英系プレミア・オイル・インドネシアを中核とする企業グループとの間で交わした。購入額は最大で55億米ドル(約5,555億円)に達する。
ナツナ諸島海域のガス田で生産されたガスを購入する。輸入開始は2010~2011年の予定。主にジュロン島の石油化学プラントに供給する。
1日8,600万立方フィートを輸入する。セムコープ・ガスは現在、インドネシアから同3億2,500万~3億4,000万立方フィートのガスを輸入しており、今回契約分を含めると、輸入ガスのシェアは国内45%になる。
セムコープ・ガス以外では、ガス・サプライがスマトラ島から3億5,000万立方フィート、ケッペルとセノコ・パワーがマレーシアからそれぞれ1億1,500万立方フィートを輸入している。
セムコープ・ガスによると、ガスパイプラインなど必要な基盤が既に整備されているため、今回の契約価格は初回契約を下回った。
セムコープ・ガスはガスの多くを、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルなどが建設中の工場に供給する。