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タイが国会再開、クーデターから16カ月ぶり

タイ2008年01月23日 05:45

 タイで下院(定数480人)が1月21日、招集され、宮殿の謁見ホールでワチラロンコン皇太子がブミポン国王の代理として開会を宣言した。軍によるクーデターから1年4カ月ぶりの民生復帰だ。
 開会宣言でワチラロンコン皇太子は、「国家の安定を回復し、団結を取り戻すという重要な役割が議員にはある」と安定を求めた。
 選挙管理委員会はこれまでに477人の当選を確定している。クーデターで失脚したタクシン前首相の愛国党が前身のタイ国民の力党(PPP)が6党連立政権の中核政党で、与党の議席合計は315議席になる見通しだ。唯一の野党は民主党で165議席を獲得している。
 国会議長にはPPPのヨンユット副総裁が選ばれる見通しだ。PPPは首相候補としてサマック総裁(72)を擁立する。首相指名選挙は1月25日で、サマック氏が選ばれることはほぼ確実だ。
 PPPはタクシン政権が進めた貧困層対策の復活を前面に押し出し、選挙で勝利した。しかし軍エリート層や資本家グループはこうした政策を望んでおらず、政権運営では政策面で微妙な舵取りが求められる見通しだ。

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