〈香港〉
香港特別行政区統計処によると、香港の9月のインフレ率は2006年同期に比べ1.6%の上昇となった。主に、上半期(1~6月)の地方税控除などの措置が影響したと思われる。
9月の総合物価指数は、06年に比べ2.7%上昇した。
近年、香港経済は好調で、インフレ率は徐々に上昇している。9月に地方税控除の効果が消えてから、第4四半期(10~12月)には全体のインフレ率が上昇し、基本的なインフレ状況が反映されると予測される。
食品価格の上昇・人民元レートの上昇・米ドルの疲弊・石油価格の上昇などで、インフレ率の上昇リスクは高まっている。だが同時に、公共物件の賃料の引き下げと労働力あたりの生産能力の向上で、今後、当面の物価上昇は抑制される見込みだ。
9月、価格が大幅に上昇した食品は、卵・豚肉・缶詰の肉類・家禽類・牛肉・生鮮野菜・肉類など。電力・ガス・水道などの価格は下がった。