インドネシアの第1.4半期(1~3月)の国内総生産(GDP)は前年同期比6%増のUS$3,510億と、高い成長率を維持した。前期の成長率は6.1%、昨年通年は5.5%だった。
成長をけん引したのは通信セクターで、成長率は11%。携帯電話の普及が貢献した。こうした好調な消費の背景にあるのが低金利で、中央銀行は過去1年間で11回、利下げを行った。
バンク・ラクヤト・インドネシア幹部は、「消費支出は拡大しており、投資も上向きに転じた」と語った。1~3月の消費支出は5%拡大した。
国際通貨基金(IMF)は今年の成長率を、アジア通貨危機以来の最高である6%と予想している。
1~3月の分野別成長率は、建設が9%、製造が5%。輸出は9%、輸入は8%の増加で、証券会社エコノミストは、「内需主導型の成長だ」と述べた。
消費面では、年初4カ月の二輪車販売台数は20%増の137万台、乗用車は18%増の11万9,900台だった。中央銀行がまとめた4月の消費者心理指数も4カ月ぶりの高水準に達した。
好況を背景に、外国資本による有価証券投資も盛んになっており、通貨ルピアが上昇している。