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バンコク新国際空港、問題が山積

タイ2007年02月06日 00:00

 昨年九月の開業後、ターミナルビル、誘導路さらには滑走路にも亀裂が見付かったタイ・バンコクの新国際空港(スワンナプーム空港)を運営するタイ空港社のトートクラン取締役(調査委員長兼任)がバンコクの外国人特派員クラブで会見。空港開発の実態を明らかにした。
単一では世界最大のターミナルビル、世界で最も高い管制塔、事業費は四十億米㌦と、最高級を喧伝された空港だったが、開業二週間にして亀裂が見付かっており、トートクラン氏は「組織的失策」と指摘。「腐敗政治家が手にした額の二~三倍、修理費用がかかる」と述べた。
修理を施す間、旧国際空港のドンムアン空港へ一部の便を移すことを余儀なくされており、乗り継ぎで両方の空港を利用する旅客に不便がかかっている。
開港以来、「手荷物検査システムが故障」「トイレが極端に不足」「案内板がほとんどなく、あっても不適切」といった問題が発生した。
免税店開設許可を得たキング・パワーが、契約面積を四四%上回るスペースを占拠していることも判明した。このため通路面積が減り、混雑を招いている。
トートクラン氏は、事業費の三〇%は、国営公社の幹部として君臨する政治家の懐に入ったと推測している。

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