2年前のスマトラ島大地震、インド洋大津波で被災したインドネシアの再建がはかどっておらず、住民の間で不満がくすぶっている。
アチェ州の再建を担当する機関としてBRRが設けられたものの、復興状況を最近視察したユスフ・カラ副大統領は再建の遅れに落胆を表明。「我慢も限界を超えた」と不満をあからさまにした。
地震がおきたのは12月26日で、アチェ州では17万人が死亡、または行方不明になった。100人が死亡したパダン・セライ村には約4,000人が住んでいたが、村に戻ってきたのは12世帯50人にとどまっている。
BBRによれば、破壊された家屋14万戸のうち再建されたのは5万7,000戸。通行不能になった道路は延べ3,000キロで、修復が終わったのは1,200キロ。
破壊された学校校舎は2,000で、修理または新築された校舎は623。
明るいニュースもある。児童教育重視がそれで、津波では2,500人余りの教師が死亡したが、5,100人が新たに教員として訓練を受けた。
アチェ分離独立運動に絡む紛争も終結した。戦いを続けたままでは復興は不可能との認識で政府と独立派勢力が一致。昨年8月に和平協定を交わした。
(12月27日)