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フィリピンの台風、死者は300人超

フィリピン2006年12月04日 00:00

フィリピンの防災当局は、同国東部を襲った台風21号(ドゥリアン)による被害について、死者324人、行方不明者302人と発表した。死者はさらに増える可能性がある。

アロヨ大統領は国家災害事態宣言を発令し、被災地の復興に10億ペソ(23億円)を支出すると発表した。

最も被害が深刻だったのは5カ月前に噴火活動があったマヨン山のふもとで、土石流で複数の村がほぼ全滅。多数の死傷者が出た。

アルベイ郡知事によると、高さ1.8メートルの水の壁が火山を流れ落ちたという。被災地は火山泥に覆われ、「黒色の砂漠」と化した。

土石流で家が押しつぶされる直前、屋根によじ登り九死に一生を得た夫婦もいた。家屋を失った住民は4万5,000人ほど。通信、交通も一部で遮断された。

台風21号はフィリピンに上陸した台風では今年最大。地震、火山噴火も多い国で、国際赤十字によれば、世界で最も災害を受けやすい国の一つだ。

台風被害に対しシンガポール政府は支援活動など人道支援を約束。カナダ政府、日本政府なども支援を約束した。

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