ミャンマーの有力不動産デベロッパー、ヨマ・ストラテジックは、バイオ燃料の原料生産と中国不動産市場への参入を計画しており、数カ月以内に詳細を発表する。
ヨマはミャンマー企業で唯一のシンガポール取引所(SGX)上場企業。シー・ビュー・ホテルを買収し資産を注入する方式で上場を果たした。買収に際しシー・ビューをヨマ・ストラテジックに社名変更した。
バイオ燃料分野で計画しているのが、ミャンマー政府が最近、生産を奨励しているヤトロファ・クルカス(タイワンアブラギリ)の栽培。種子から取れる油をバイオ燃料の原料として供給する。
サージ・プン最高経営責任者(CEO)は、「バイオ燃料の精製部門に対する投資は多数あるが、上流部門投資はまだ少ない。今後も供給不足が続く」との見通しを示した。
経済成長著しい中国では不動産需要が増大している点に目を付けた。土地一区画を取得するめどがついており、住宅、オフィス、商業スペースで構成する複合ビルを建設する計画だ。
こうした事業を推進するため、年内にも資金調達に乗り出す。
外国企業はミャンマー政情への不安から同国への投資に消極的だが、ヨマは上場企業との立場を活用し、企業のミャンマー進出も手引きする。