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タイ革命評議会、景気拡大策を採用の可能性

タイ2006年09月26日 00:00

 クーデターで全権を掌握したタイの民主改革評議会は、景気拡大予算を組む見通しで、国内経済は上向く可能性が強い。しかし来年の見通しは不透明で、金融大手の米ゴールドマン・サックスは成長率予想を、四・五%から四%へ下方修正した。

 タイでは現在、憲法が停止されており、「クーデター主導グループの宣言が法律」(サイアム大学のドナバニク法学部長)だ。補正予算を組めない暫定政権と異なり、軍当局は全権を掌握しているため、支出拡大に踏み切ることができる。

 クーデター指導者のソンティ陸軍司令官は二週間以内の暫定憲法発布、新政権任命を表明しており、ドノバニク氏によれば、選挙で選ばれた議会による予算承認を待つ必要はない。選挙は来年十月の実施が予定されている。

 タクシン首相(当時)は来年度予算案について、国内総生産(GDP)比二%の赤字予算を予定していた。赤字予算は四年ぶり。

 一方で外国からの投資は低迷が予想される。米シティグループの比マニラ駐在エコノミストは、「政治が正常化しても、軍が全権を掌握したとのイメージは投資にマイナス」との見方を示した。

 個人消費も減退が予想されており、米モルガン・スタンレーのエコノミストは、「乗用車購入、レストラン利用などが低迷する」との見通しを示した。

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