シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP12月の物価上昇率は4.4%、25年ぶりの高水準

経済

2008年1月25日

12月の物価上昇率は4.4%、25年ぶりの高水準

統計局は1月23日、昨年12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.4%だったと発表した。1982年4月以来の上げ幅だ。11月の上昇率は4.2%だった。
大幅に値上がりしたのは、食品、運輸・通信、医療費で、食品価格指数は、調理済み食品、生鮮野菜・果物、乳製品の値上がりで5.5%上昇。運輸・通信指数は、原油価格の高騰、タクシー運賃値上げの影響で6.4%上昇した。
医療指数は6.3%の上昇で、入院費、診察費とも上昇した。住居指数は2.9%の上昇だった。住宅価格、賃貸料とも上がったが、電気代の値下げで指数上昇が抑制された。
前年との比較では昨年のCPIは2.1%の上昇だった。7月実施の消費税(GST)率引き上げも要因だという。
インフレ圧力は当分続く見通しで、リム・フンキャン通産相は先に、今年第1・四半期は5%に達する可能性もあるとしていた。英系HSBCは1月のインフレを6%と予想している。
しかしシンガポールがスタグフレーション(生産活動が停滞する中でのインフレ)に陥るかではエコノミストの見方もまちまちで、シティグループは、「経済が減速すれば高物価が続くことはない」との見方だ。

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