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国際

2008年1月9日

ケムオイル創業者、インドネシアで事故死

独立系で最大手の船舶燃料業者、ケムオイルの創業者で最高経営責任者(CEO)だったロバート・チャンドラン氏が1月7日、搭乗していたヘリコプターの墜落事故で死亡した。
ケムオイルは当地に貯蔵容量45万立方メートルの石油ターミナルを建設し、1月10日に開所式を予定していたが、遺族への配慮から式典を延期した。
チャンドラン氏が乗っていたのはインドネアの軍用ヘリで、農園上空を視察していた。現地住民によると、当時は大雨という悪天候だった。ヘリは運用開始から47年が経過していた老朽機。同乗していたテレンス・ギドロー副社長はけがを負ったが、深刻な状態ではなく、シンガポールに戻った。ほかにインドネシア空軍のパイロットなどが同乗していた。
チャンドラン氏は立志伝中の人物。インドのムンバイ生まれで、家計を助けるため9歳から働き始めた。
奨学金を得てフィリピンで学び、米国で職を得て後、秘書と2人の会社、ケムオイルを設立し起業に踏み出した。
商品回転率を高めるという「革新的手法」(オイルトレーダー談話)で成功を収め、世界中の船舶の「ガソリンスタンド」の地位を築いた。
チャンドラン氏はケムオイルの「顔」だっただけに、後任探しは困難が予想されている。

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