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国際

2007年11月9日

カナダと航空協定に調印、現状追認

シンガポールとカナダは航空協定を結んだ。2国間での無制限の運航を互いに認める内容だが、相手国に向かう旅行客、貨物を経由地から積み込む以遠権が制限されており、シンガポール航空(SIA)にとっては現状維持になるもようだ。
民間航空庁(CAAS)がカナダのオタワで調印した。SIAは現在、年2回、乗り入れ許可をカナダ政府に申請しているが、これが不要になる。
CAASは「運航便数の制限が取り払われた」としているが、SIAは「経由地である韓国・ソウル以遠の運航が厳しく制限されているため、現状と変わらない」と冷ややかなコメントを出した。
SIAによると、ソウルとバンクーバー間で便数を増やす場合、両国政府から別個に認可を取得しなければならず、この件は交渉さえされていない。
またSIAとして直行便は経済的に成り立たせるのが困難なため、導入しない意向だ。現在、SIAはソウル経由で週3便を運航している。
SIA広報担当者は、「理論上は、協定は運航増加の助長を目指しているが、実際には実現されていない。協定が旅行客の利益になるためには、追加措置が必要だ」と述べた。
リム・キムチューンCAAS局長は、「より自由な航空の枠組みを目指す協定だ」と述べた。

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