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経済

2007年8月30日

GDP成長率、第2四半期は5.7%

<クアラルンプール>

中央銀行バンク・ネガラは8月30日、第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)成長率が5.7%だったと発表した。堅調なサービス業の伸びに加え、鉱業と建設の大幅成長が製造業、農業の減速分を相殺。公共支出の増加も高い成長を後押しした。消費は13.1%の高い伸びを示した個人消費がけん引した。製造業は1.5%成長と、前期の2.0%を下回る低い伸びにとどまった。電子・電気をはじめとする輸出向け産業の低迷が響いた。一方、国内の建設業の景気回復に伴い資材関連の伸びなどが反映し、国内向け産業は好調だった。
サービス業は前期の9.7%を下回るものの、9.2%と好調を維持した。好調な株式市場の動向を反映して金融・ビジネス活動が活発。国内消費や観光業の成長を受けて、卸売り・小売り、宿泊・飲食なども高成長を記録した。前期マイナス0.6%成長だった鉱業は、石油・天然ガスの増産を受けて7.7%のプラス成長に躍進。建設業は、第9次マレーシア計画下の新規プロジェクトのスタートなどの影響で、前期の4.0%からさらに今期は4.8%と成長が加速した。前期に2.2%だった農業は、0.9%のマイナス成長に転落した。天候不順によるオイルパームの収穫量が減少したことが影響した。
貿易黒字は前期の211億リンギ(約6,868億円)から225億リンギ(約7,323億円)に伸びた。値上がりした一時産品の輸出が増加したことが後押しした。輸出はパーム油の輸出価格が2ケタ上昇となった農業がけん引し、前期の1.0%成長から1.2%成長となったが、輸入は前期の5.5%成長から1.7%に減速した。中間財の輸入が減少したことが主な要因。

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