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経済

2007年8月29日

中古マンション売却、手続きを透明化

国会が8月27日、再開された。マンションの区分所有権者の合意による一括売却手続きを透明化するため、政府は法改正を提案した。高級マンションの値上がりで中古マンションの一括売却が増えており、これに伴い紛争も発生。ある中古マンションの取引では、売却価格が低すぎるとの不満を持った一部の所有者が売買契約の取り消しを請求。手続き上の不備を理由に契約無効が宣言された事件も起きた。これに対しては購入した側が契約不履行を根拠に訴訟を起こすという泥沼化の様相を呈している。
改正法案では、所有者の利益を損なわない限り、区分所有権庁(STB)は手続き上の不備を無視することができるとされた。
所有者には売買文書に署名した後、5日間のクーリングオフ期間が与えられ、この間に署名を撤回することができる。価格の透明化を図るため、売却される資産の第3者による査定が義務付けられる。
◇ シンガポールの事業コストはまだ低い
国会審議ではほかに、不動産の値上がりなど事業コストの上昇問題が論議された。リム・フンキャン通産相は、「確かに不動産価格や賃金は上昇したが、東京や香港などアジアの他の国際都市と比べれば、シンガポールの事業コストは低い」との認識を示した。

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