シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPCPF口座残高の利息、債券連動方式に

金融

2007年8月24日

CPF口座残高の利息、債券連動方式に

ン・エンヘン人材開発相は8月21日、リー・シェンロン首相が建国記念日大会で発表した、中央積立基金(CPF)の利息率変更に関する詳細を発表。特別・メディセーブ・退職口座(SMRA)の積立残高に対する利息(現行4%)は、来年から適当な長期債券の利回りに連動させると明らかにした。
SMRA口座の利息は現在、普通口座の利息(2.5%)に1.5%上乗せした数字に設定されている。連動対象の長期債券には国債が使われる見通しだ。
国債(20年満期)の利回りは現在3.3%と低いが、ン大臣は、「長期的には4%以上が可能だ」との見通しを示した。
年齢50歳以下の市民に年金商品購入を義務付けるとの計画についても詳細を説明した。国民の寿命が延びていることに対応した措置で、CPFからの年金支給が終了する85歳から、支給が開始される年金商品だ。統計によると、62歳になった市民の半数は85歳を越えている。
市民はCPF口座に積み立てた額の内、最低預入額9万9,600Sドル(約750万円)を利用して年金商品を購入し、85歳から毎月、支給を受ける。支給額は月250~300Sドル(約1万9,000円~約2万3,000円)の予定。
同年金制度の運営に政府機関が当たるか、民間に委託するかは未定。政府は広く一般から意見を募り、計画を練る。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPCPF口座残高の利息、債券連動方式に